スカウト募集

よくある質問

ボーイスカウト活動について「Q&A」形式で解説しています。 入団をお考えの保護者の方は参考にしてください。

Q・ボーイスカウトって何ですか?

A・健全な青少年を育てる社会教育運動です。 健全な青少年育成を目指した、世界的社会教育運動です。「よりよき社会人の育成」をテーマにキャンプ、 ハイキングなどの野外活動を中心に自然を学び、友情・協調性・礼儀・連帯感・結束力などの精神を「実 践」によって学んでいく世界的運動です。

Q・ボーイスカウトは主にどのような活動をしているか教えてください?

A・野外活動を中心にいろいろなことを学びます。 各年代、各隊によって活動の幅や分野はさまざまですが、ハイキングやキャンプを中心とした野外活動 がメインとなります。通常のキャンプは一泊程度の実施となりますが夏休みなどは3泊から1週間程度の 長期キャンプなどの実施もあります。また、野外活動以外にもクリスマス会やスキー訓練、募金活動、 地域清掃活動などさまざまな技能習得にチャレンジしたりと幅広い分野で一人ひとり のこどもの個性をのばす活動を展開しています。

Q・それは、どんな教育法ですか?

A・子供たちの個性と成長を充分考えた制度です。 班制度と進歩制度という独特な教育制度から成り立っています。班制度は、小さな班(グループ)での 活動を通じて、協力心と責任感を養います。進歩制度は、いろいろな項目を成し遂げることによって上級 のスカウトにすすんでゆく「進級章」と、社会や自分に役立ついろいろな技能を修得することによって 自己啓発をはかる「技能章」があり、子供の個性や心身の発育を充分考慮した教育法といえます。

Q・団体訓練をしているのですか?

A・団体訓練ではなく、一人ひとりの個性をのばす活動です。 強制的な団体訓練はいっさいしていません。一人ひとりの長所をのばす個性教育が基本です。綿密に 作られた教育プログラムにより、仲間との楽しい活動でも技能の修得でも、自分たちで考え、自分たちの 意思で行動する、自発性と自立心を養うことが目的です。

Q・なぜ制服を着るのですか?

A・野外活動に便利で世界中で親しまれているからです。 制服を着るのは、野外活動に一番便利で、制服を見ただけでボーイスカウトとわかり、世界中どこへ行っ ても親しい交わりがすぐにできるからです。最近、この制服が、あのファッション界の重鎮「ラルフ・ローレ ン」氏のデザインにより、一段とフレッシュでカッコ良くなりました。

Q・ボーイスカウト指導者(リーダー)はどのような人たちが指導にあたっていますか?

A・子供が大好きな人たちが無報酬で指導しています。 ボーイスカウト日本連盟が実施している指導者訓練機関で各隊の専門訓練を受けた大人がボランティア で指導にあたっています。

Q・ボーイスカウトのカリキュラムを教えてください?

A・各年代に応じた活動目標をテーマにそれぞれの年代にあった活動を実施しています。 具体的には以下をご参照下さい。
ビーバー隊 小学1年生〜小学2年まで(年長1月より仮入隊可能)
・戸外を中心とした集団でのあそび					
・自然を体験し自然に親しむ					
・自己表現力の伸張 					
					
カブ隊 小学3年〜小学5年まで
・自分で考え自分のことは自分でする習慣の形成					
・家庭や近隣社会のふれあいとルールの認識					
・小グループ(組)での集団活動					
 					
ボーイ隊 小学6年〜中学3年まで
・野外活動を中心とした体験学習による「よりよき社会人」としての資質向上					
・班活動における自己の役割と責務の認識と集団活動					
・有用な技能と知識の習得 					
					
ベンチャー隊 高校生〜18歳または最大20歳まで 
・各種文化的・社会的活動の参加と「奉仕の精神」の習得					
・自らが目標を設定し計画・実行しその責任を学ぶ					
・高度で専門的な各種分野の技能・知識の習得 					
					
ローバー隊 18歳以上〜25歳まで
・より高度で専門的な各種分野の技能・知識の習得					
・地域社会・国際社会の一員として相互理解・貢献をする					
・他隊・地域社会・国際社会への奉仕の実践

Q・ボーイスカウトに入ると規則が厳しいのでは?

A・規則というより、自分自身にちかいをたてるのです。 スカウトたちは、自分の行動の信条として「ちかい」「おきて」「やくそく」などを持ち、毎日これを守るように 心がけています。これらは、日ごろ御両親が子供たちに教えている、人間としてごくあたりまえのことを言 っているのです。
ビーバースカウトのやくそく					

ぼくは、みんなとなかよくします。					
ビーバー隊のきまりをまもります。 					
					
カブスカウトのやくそく					
ぼくは、まじめにしっかりやります。					
カブ隊のさだめをまもります。 					
					
ちかい					
私は、名誉にかけて、次の3条の実行をちかいます。
					
一.神(仏)と国とに誠を尽くしおきてを守ります。					
一.いつも、他の人々をたすけます。					
一.からだを強くし、心をすこやかに、徳を養います。 					

Q・保護者はどの程度活動に参加もしくはお手伝いをするのですか?

A・保護者も子離れし活動を楽しんでいただきたいと思います。 各隊もしくはその日の活動内容によりご協力していただくことも様々なので一概に「この程度お願いしま す」ということは言えないのですが、必要に応じて団もしくは所属隊の指導者よりご協力をお願いすること もあります。 幼少年代の隊(ビーバー隊やカブ隊など)であれば集会に参加していただく機会も多いですが、お子様と 一緒に活動していくうちに興味・関心をもたれ指導者になられた方も多くいらっしゃいます。当団では保 護者の方も参加できる行事が多くありますので、一緒に活動を楽しんでいただきたいと思っております。

Q・活動にかかる費用はどの程度ですか?

A・営利目的ではありませんから費用は最低限で済みます。 基本的に通常の活動であれば日本連盟年間登録費、年間傷害保険料の他、育成会費として1ヶ月につき 3500円をご負担いただいています。育成会費は3ヶ月毎に郵便振替にて振込みをお願いします。 また、夏季長期キャンプ、冬季スキー訓練につきましては別途徴収させていただきます。 その他に、制服、スカウト用品、書籍等をご準備いただきます。 ちなみに、お子さんが、名古屋第8団カブ隊に入隊すると、最初に掛かる費用は まず名古屋第8団に入団しなければなりません。 次に全国組織ですので、日本連盟、県連、地区に登録しなければなりません。 したがって
・名古屋第8団入団金 10,000円(OB会から補助あり) 0円
・日本連盟年間登録費(傷害保険料込)
 (県連・地区登録料も含む。※変更あり。)
5,000円 5,000円
・育成会費(1ヶ月につき)(※ビーバー隊は2,500円) 3,000円×3ヶ月 9,000円
合計   14,000円

Q・学業・部活等との都合についてお聞かせください

A・活動は休日の数時間。余暇を有効に生かせます。 基本的には日曜日などの休日の時間帯に活動を実施します。 具体的な日時などは「年間プログラム」等であらかじめ予告しますので スケジュール等の調整はしやすいと思います。